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2018
10.10
Oct

住まいづくりのヒント⑥構造計算

みな様こんにちは。三善建設です。

新築をご検討される際に、ご検討いただきたい耐震・省エネ・通風・採光・家の価値等について、ちょっと考えていただきたい、ヒントシリーズ、6回目のUPです。みな様の住まいづくりのヒントになりますように!

 

木造住宅にも構造計算を実施しています。

構造計算では、地震や風、積雪のどの力がかかることで家がどのように変化するかをシミュレーションし、その力に家が耐えられるかを判断します。

今日は、主に戸建て住宅の耐震設計についての研究をしておられる※村上教授が語られている、家の強さを示す“構造計算”の大切さについて書いていきたいと思います。

 

3階以上の住宅にしか義務がない“構造計算”

建築基準法では、2階建て以下の木造住宅には“構造計算”は義務付けられていません。ビルなどに比べ住宅は規模が小さい上に数が多いこと、昔から大工の経験や知識に基づいて建てられているので、計算をして家を建てるという考えが根付いていないことなどから義務づけが難しいのでしょう。

 

ただ最近では社会全体が、より安全なもの、よりリスクの低いものを求める傾向にあり、家はその頂点にあります。また、多くの情報や選択肢から消費者が自ら情報を収集し、自分に合ったものを選べる時代でもあるため、強さを確認して納得したいというニーズは高まっています。

 

実際に今から家を建てる人たちにとって、より安心できる家を建てたいというのは切なる願い。

“構造計算”はどんな性能の家にするか、どこまで耐震性を強化するかを選ぶ1つの指針です。2階までの木造住宅には“構造計算”が義務づけられていませんが、ぜひ検討すべきでしょう。

 

 

1棟1棟個性の違う木造こそ計算が必要

ビルのように部屋が均等に割り付けられている規則的な造りと比べて、木造住宅は住宅によって個性もあり、非常に複雑です。複雑だからこそ“構造計算”のようなチェックが必要なのです。

 1棟1棟、間取りの違いがある木造住宅こそ、家を建てる前に“構造計算”で、地震などの災害に耐えられるかどうかを確認することが必要だと考えます。

 

 

“構造計算”を活かすのは設計・施工技術

“構造計算“とともに重視したいのが、その計算結果と同じものが供給できるかどうか。つまり、計算結果を再現できる設計・施工の技術があるかどうかが非常に重要なポイントになります。テクノストラクチャー工法は新しい工法としてさまざまな研究や実験が行われており、また、その施工体制からも、厳しい基準に基づいた家づくりが実現できる工法だと思います。

 

 

開発エピソード

高品質・高強度な木造住宅をつくりたいという思いから、パナソニックのテクノストラクチャー開発プロジェクトは始まりました。プロジェクトチームは「木+鉄」の梁や、1棟ごとに構造計算を行うなど、新しい手法を開発し、検証を繰り返しました。試作棟の建設・研創を続け、最終の試作棟ができたのは「阪神淡路大震災」の直前。完成直後に実際の地震で激しい揺れに襲われたものの、試作棟は基礎のわずかなひび割れさえない無傷の状態でした。その後、震災のデータを基にした耐震実験でも新工法の強度が実証されました。プロジェクトメンバーは、震災をきっかけに耐震性の重要さを改めて実感し、この工法を多くの人に広めていきたいという思いを新たにしました。

 
 

テクノストラクチャー工法が出来るのは、パナソニックの施工認定を受けたテクノストラクチャー工法採用ビルダーだけです。所定の研修を修了し、認定を受けた施工管理者が現場を管理するのも特徴です。設計・施工品質の高さはもちろん、法的・資金的な相談に対応できるのも、定期勉強会などにより、最新の情報を入手しているビルダーだからこそ。

 

 

新築・リフォーム等住宅に関するご相談・お問合せはパナソニックビルダーズグループの三善建設:096-357-5107までお気軽にご連絡ください。

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